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ゆるくまにあ!

ゆるくまにあ! 《第1話》

JUGEMテーマ:ものがたり

「ママ〜 上に丸いワンちゃんがいる〜」
「シッ!! 目を合わせて刺激しちゃダメよ! 早く漕いで岸にもどりましょうね・・・!!」

ここは茨城県水戸市にある千波湖。
休日の昼下がり、たくさんの人たちが自然を満喫していました。

「白鳥がたくさんいるクマ!ここが伝説の地、イバラキケンのミトなんだクマ〜」
ハタラクマの若者、ケルくんは、白鳥のボートに揺られながら、
数時間前の出来事を思い出していました。
千波湖くま.jpg

    ◆◆◆

長老は、ケルと呼ばれ前に出てきた若者を見て頷くと、厳かに語り始めた。

「この平和なハタラク谷にも、かつて、悪しき者たちによって脅かされてきた歴史があるのじゃ・・・」
谷の集会.jpg

「今から380年程前、ひとりのイケメン勇者が、
谷を脅かす邪悪な者たちを封じた伝承は、当然知っておるな?」

「当時施された封印は経年劣化し、もはや谷の力だけでは
抑えきれなくなってきているのじゃ・・・」

「このところ、みんなの靴下が一斉に片方だけなくなったり、ネクタイが全て肌色に変色してしまっていたり・・・
出勤前、朝の貴重な時間に大ダメージをもたらすテロリズムが頻発するようになったのは、その悪しき力の影響なのじゃ!」

「えぇっ
じゃあ、先日長老のポケットにキャバクラのマッチが大量に入っていたのも、
やはりそいつの仕業・・・!!」

「うっ!? いや、それはじゃな・・その・・・ そ、そうなのじゃ!!!」
ちょうろうは あしきもののせいにして そのばをごまかした!!!

「と・・・ とにかく、
このわしですら防ぐことができぬほど、邪悪な存在がパワーアップしてきているのじゃ!!」
谷の伝承.jpg
「そんな・・・」
「なんて恐ろしい・・・」
「我々が身を守る術はないのか・・・」


ざわつくクマたちを制すると、
長老は、咳払いをして声を張り上げました。

「そこでじゃ!!
谷の若者を1名選出し、我々一族が対抗する術を探す旅に送り出すことになったのじゃ!」

「伝説のイケメンも、こうして旅に出たのち
立派に役目を果たしたのじゃ!」


「えぇっ、じゃあそれが、まさか・・・」
クマたちが一斉に、ケルと呼ばれたクマに注目しましたが、
ケルくんは、はなちょうちんをぷーぷーさせながら、眠りについていました。
みんなの胸に不安がよぎります。

「どうしてケルくんが・・・
一体どうやって彼が選ばれたんです!?」

「それはじゃな・・・」
長老は、1枚の紙と鉛筆を取り出しました。


「谷の伝統・・・ 

《あみだくじ》じゃ!!!」 バーン



ハタラク谷は、なんだかんだ意外と平和でした。


《第2話へつづく!》

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  • 2013.07.05 Friday
  • 08:00

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