Calender

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< May 2020 >>

Categories

Archives

Recent Entries

Recent Comment

w closet×JUGEM

お散歩マニア

【日本屈指の英国式庭園 七ツ洞公園 その2 〜テルマエ・ロマエのロケ地〜】

JUGEMテーマ:自然


〜 前回のあらすじ 〜

よく晴れたある日、ふと見慣れない自然公園に足を踏み入れたケルくんたち。
そのあまりの広さに驚きつつも、最奥まで辿り着いた2匹は、『秘密の花苑』という言葉に惹かれて、細い横道へと入っていったのでした。



「すごい急な階段クマ!!」

「おいおい、本当にこっちで合ってるのかよ・・・」

「自信がなくなってきたクマ・・・」


大まかな園内マップを頼りに、森の中を歩いていくケルくんたち。
道は途中で何度も分かれ、正しい道を歩いているのかどうかも、よくわからなくなってきました。


「こりゃあ、誰かが通るのを待って・・・ おっ!!!!」


突然、ぽっかりと現れた広い空間・・・

七ツ洞2-1.jpg

「可愛いお花クマ!!」

「もしかして、ここが花苑なのか!?」

七ツ洞2-2.jpg

周りを見渡すと、レンガ造りの門が目に入ってきました。

「あっ! きっとあそこから入るクマ!!」

七ツ洞2-3.jpg

「なんだか金持ちの庭みてえだな・・・」

七ツ洞2-4.jpg

七ツ洞公園は24h開放だが、秘密の花苑は開苑時間が決まっている
七ツ洞2-5.jpg

「うわあ、不思議な形のお庭だクマ!」

秘密の花苑は、レンガ塀と生垣で囲まれた円形の庭園
七ツ洞2-6.jpg

「お花がたくさんクマ〜」

四季折々の美しい花々が咲き誇る
七ツ洞2-7.jpg

直径50mの円形花壇を中心に4つのエリアに分けられている

七ツ洞2-9.jpg

「おっ! 見ろケル坊、日時計だぜ!」

七ツ洞2-10.jpg

「大きなバラの花クマ〜」

七ツ洞2-11.jpg

苑内には、休憩用のベンチも多数設置されている
七ツ洞2-12.jpg

「ケル坊、こっちも見事だぞ!」

「わあ、バラの花がたくさんクマ!!」

七ツ洞2-13.jpg

「名前が書いてあるクマ?
 えーと、ザ、ラーク、ア・・・セ・・・・・」

七ツ洞2-14.jpg

「ザ・ラーク・アセンディング・・・

 このアプリコット色のバラのことよ。
 音楽家であるレイフ・ヴァーン・ウィリアムズの作品から名付けられた
 病気になりにくく丈夫な花なの! 素敵でしょ?」

「・・・シーちゃん!?」

七ツ洞2-15.jpg

「こっちの甘い香りのピンクのバラがロイヤル・ジュビリー、
 あのサーモンカラーのバラがボスコベル・・・

 ま、ケルくんに、花の違いなんてわからないでしょうけど!!」

シーちゃんは、キュッと蛇口をしめると、
水のたっぷり入った大きなバケツを、軽々と持ち上げました。


「シー姐さん、どうしてここに?」

「お仕事に決まっているでしょ! ここの庭園を造っているの」


造園技能士、造園施工管理技士、園芸装飾技能士、
グリーンアドバイザー、ビオトープ計画管理士、樹木医などの資格を網羅し、
もはや庭園造りにおけるスペシャリストであるシーちゃん。

シーちゃんの作り上げた空間は、印象派の画家、クロード・モ●の絵の題材にもなり、特に、池に睡蓮を浮かべて作った美しい庭園は、後に彼の代表作になったほど・・・

その手腕には、国内外ともに熱烈なラブコールがかかり、
あちこちの国から引っ張りだこの存在なのです。


「今の時期は、イングリッシュローズが見頃なの!
 可愛いでしょう?」


苑内を見渡せば、色とりどりのバラがたくさん・・・・

七ツ洞2-16.jpg

七ツ洞2-17.jpg

七ツ洞2-18.jpg

七ツ洞2-19.jpg

七ツ洞2-20.jpg

七ツ洞2-21.jpg

七ツ洞2-22.jpg

「こりゃあ、見事なもんだ」

咲き誇るバラたちに、ウメッピも感心しきりです。


「シーちゃん!!

美しく気高くトゲのあるバラは、まさにシーちゃんに相応しい花クマ!!!

 このバラを、シーちゃんに捧げるクマ!!!」


ケルくんは、近くに咲いていた、一際大輪のバラを掴むと・・・


「あっ! 待て、ケル坊・・・・」


ブチッ


七ツ洞2-23.jpg


 ◆◆◆


「やっぱり、緑の中は涼しいな・・・
 ここらで一休みしていこうぜ」

七ツ洞2-24.jpg

「シーちゃんたら、照れ屋なところも可愛いクマ〜」 ウフフフ

(いや、違うだろ!)

七ツ洞2-25.jpg

引き続き花壇で、鬼の形相で花の手入れをするシーちゃんと別れて、
ケルくんたちは、元来た方向へと歩いていきます。

七ツ洞2-26.jpg

「えっ! これも道なのかクマ!?」

ケルくんたちの前には、階段状に設置された岩が・・・

七ツ洞2-27.jpg

岩と岩の間には、小川が流れています。

七ツ洞2-28.jpg

「えぇぇっ! こんなところ、渡れないクマ〜」

ケルくんは、短い足を伸ばして
おっかなびっくり岩を渡っていきます。

七ツ洞2-29.jpg

「うわわっ・・・」

グラグラ

(うっ! 嫌な予感がする)


ズルッ!

「グワァァァァアアア!!!」

「おい! オレを掴むな!! やめっ・・・」


バシャーン!!!

七ツ洞2-30.jpg

「全く・・・ オレ様の美しい花飾りが、乱れちまっただろ!!」

「ごめんクマ〜」

びしょ濡れになって、項垂れるケルくんを
チラリと見やるウメッピ。


「ま、まあ・・・ ちょうど水浴みでもして、涼みたかった所だから、
 別にいいけどよ!!」 チラッ


「おなかすいたクマ〜」

(聞いてねえのかよ!!)


小川の岩の橋を渡った2匹の目の前に、今度は
不思議な門のようなものが現れました。

「なんだ? これは」

七ツ洞2-31.jpg

ダムA付近にあるフォーリー
七ツ洞2-32.jpg

「大きいクマ〜」

門の中には、さらに門が・・・

七ツ洞2-33.jpg

「よくわからないけど、素敵な門クマ〜」

フォーリーは、実用性がなく、ひたすら装飾のために造られた造形物である
七ツ洞2-34.jpg

フォーリーを後にしたケルくんたちは、先に進みます。

「なんだか、だんだん道が細くなってきたクマ・・・」

「来たときとは、ダム池を挟んで反対側の道を、通っているからな」

七ツ洞2-35.jpg

「あっ! この小川は・・・」

見たような景色に、顔を上げると・・・

七ツ洞2-36.jpg

「最初にあった井戸の場所だな!」

「戻ってきたクマ〜!!」

七ツ洞2-37.jpg

ケルくんたちは、日陰を求めて
再び井戸のあるパビリオンの中へ・・・


「そういえば、この井戸、光が差し込んでるんだよな・・・
一体どこから・・・」

七ツ洞2-38.jpg

「うおっ!!!!」

見上げると、井戸の真上にはポッカリと大きな穴が開いています。


「あそこから光が入ってきているのか・・・」

七ツ洞2-39.jpg

「・・・ってことは、ここが井戸の真上なんだよな・・・」

七ツ洞2-40.jpg

「なんだか、
 妙なところで現代的というか、変な気分クマ〜」

七ツ洞2-41.jpg

こうして、古代ローマから花苑までをタイムトラベルしてきた
ケルくんたちの不思議な旅は、幕を閉じたかに思われましたが・・・



「あっ! ポシェットを忘れたクマ!!!」

「何!!!!」


3万坪ある公園の敷地内を、再び探して回ることになるとは
予想だにしていなかったケルくんたちだったのでした。



 ◆◆◆



園内にはホタルが生息しており、地元の愛好家や
ボランティアなどにより、保全活動もされている

七ツ洞2-42.jpg

24h開園しているため、夜間にホタル観察に訪れる人も
七ツ洞2-43.jpg

秘密の花苑も、映画のワンシーンに使用されている
七ツ洞2-44.jpg

ダムA付近のフォーリーも、映画の中ではこの通り
七ツ洞2-45.jpg

他にも、園内のあちこちを使って撮影が行われた
七ツ洞2-46.jpg

『七ツ洞再生物語』は、まだ第一話・・・ 始まったばかりである
七ツ洞2-47.jpg

季節によって表情を変える花苑
七ツ洞2-48.jpg


水戸市下国井町にある
日本では珍しい本格的な英国式庭園
 
森林に囲まれたダムがあり、
その周りに遊歩道がある自然公園であり、
映画『テルマエ・ロマエ』のロケ地でもある
 
七ツ洞公園の面積は10ha=3万坪
東京ドームが1万4000坪、国会議事堂が3万坪
 
休日にはお弁当を広げる家族連れや
自然派なデートを楽しむカップル、釣りをする人・・・
緑や水に囲まれて、のんびりと過ごせる場所である
 
 
絵画的な雰囲気を尊重する美の思想「ピクチャレスク」に影響を受けた
自然風景式庭園では、「時間の経過」と「異国趣味」の表現も特徴のひとつ
 
5つのダムとフォーリーは、その水の流れに呼応して、
上流には古代的な造形、下流には近代的な造形というように
古代からの時代の変遷を表現している
 
上流に、異国である古代ローマ様式の造形を置いているのは、
英国式の自然風景式庭園の特徴なのである
 
よって、古代ローマを時代背景とした映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地としては、まさにうってつけの場所だったといえる



【七ツ洞公園 (ななつどう こうえん)】

アクセス:茨城県水戸市下国井町2457
 
(車)常磐自動車道「那珂IC」から約10分
もしくは、常磐自動車道「水戸北IC」から約10分
※広い公園のため、ナビで検索する場合は、「下国井町2201」で!
 
(電車・バス)常磐線「水戸駅」北口バス乗り場7番(大宮行き)に乗車、
『農業試験場入口』下車、徒歩20分
 
営業時間、入園料:入園、駐車場共に無料で、24h開園している
園内の『秘密の花園』の開門は、8:30〜17:00
(ただし、11月〜2月の期間は8:30〜16:00)
 
TEL:029-232-9214
(水戸市公園緑地課)


記念に、よかったら↓のバナーをクリックしてくれたら嬉しいクマ!
にほんブログ村 地域生活(街) その他ブログ ゆるキャラへ
にほんブログ村(ブログランキングサイトです)
  • 2014.06.27 Friday
  • 08:00

Comment
Send Comment








   
この記事のトラックバックURL
Trackback