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ゆるくまにあ!

ゆるくまにあ! 《ご挨拶》


ご挨拶

今回の更新を以って、中の人の都合と機材の変更による製作環境の問題等により《ゆるくまにあ!》は一時休止となります。
これまで応援して下さった皆様に、心よりお礼を申し上げます。

応援ボタンを押して下さった方、毎日のように訪問して下さった方、
コメントを残して下さった方、皆様のおかげで、
2013年に開始してから、これまで続けてくることができました。

『ゆるキャラ人気ブログランキング』では、魅力あるキャラクターが並ぶ中、
最高で4位にまで到達することができ、
知名度のある自治体のゆるキャラではない一介の企業のキャラクターとしては、かなりの好成績で信じられない思いでした。

本当にありがとうございます。


デスプリンの陰謀によって危機を迎えていたハタラク谷
それを救うために何故か長老に選ばれた、谷で1番のぐうたらグマ、ケルくん
ミトの街で出会い、無二の親友になった偕楽園の梅の精霊、ウメッピ
そしてケルくんを陰から支える超ハイスペックなハタラクマ、シーちゃん
実は、ただのちゃっかりじじいではない!?長老

長老によって改心した元暴走族の牛乳屋、『モーモー骨太・爆裂ファーム』のメンバー
笠間稲荷で暮らす、イナリと兄者の狐兄弟
竜神大吊橋で出会った、龍神さま
ケルくんの恋敵、超お金持ちのリートくん 

デスプリンを倒すための伝説の武器の在り処は・・・
イバラキケンの美味しいものに囲まれ、使命を忘れかけているケルくんだが
ハタラク谷の運命は・・・

ウメッピとケルくんの出会いが、偶然ではないという
長老の言葉の意味は・・・

実は、これまでの場所を線で繋ぐと・・・・


解明されていない謎が、まだまだたくさん残っているのですが
ひとまずお休みになります。

これまで当ブログに足をお運び頂きまして、
ケルくんたちの活躍を読んで下さり、本当にありがとうございました!!


株式会社シーケルは、
茨城県の県庁所在地である水戸市に本社を置く、人材派遣会社です。

もし近辺でお仕事を探されている方がいらっしゃいましたら、是非
オシゴト ゲット ソッコーサイト『jobget(ジョブゲット)』の方も覗いてみて下さい。
私たちシーケルが、お力になれることがあれば、幸いです。


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  • 2016.04.29 Friday
  • 08:30

ゆるくまにあ!

ゆるくまにあ! 《第49話》

JUGEMテーマ:ものがたり


「うおっ!!??
 何だケル坊、その顔どうしたんだ!」

「さっき起きたら、こうなってたんだクマ!
 歯がとっても痛いクマ!!」

梅の花が見ごろを迎えた偕楽園・・・
今日も朝の空気は少しひんやりと澄んで、気持ちのいい天気です。

ケルくんの、パンパンに腫れたほっぺたを見て、ウメッピはビックリ仰天!


「いたいクマ〜」 ジンジン

(ははあ、さてはケル坊、シー姐さんからのばれんたいんチョコを食べた後、
 きちんと歯磨きをしなかったな!?)

虫歯1.jpg

「ケル坊よ、おそらくそれは虫歯というやつだ!
 どれ、オレ様に口の中を見せてみろ!!」

「わかったクマ〜」


ウメッピに向けて、パカッと大口を開けるケルくん。


「どれどれ、どこに虫歯が・・・」

虫歯2.jpg



!!!??!??



虫歯3.jpg


「・・・・・・虫歯、つらいよな」

「やっぱり、ムシバの仕業かクマ〜」

虫歯4.jpg

「今日も、いい天気だなあ」

「本当クマ〜」


縁側から梅の花を眺めながら、
今見たものは忘れようと思うウメッピだったのでした。



《第50話へつづく!》
 


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  • 2016.02.19 Friday
  • 08:00

ゆるくまにあ!

◆◆◆ 2016年、今年もよろしくお願いします。 ◆◆◆

JUGEMテーマ:ものがたり


山頂から顔を出した初日の出・・・ 
いよいよ、2016年の幕開けです。

2016新年1.jpg

神々しいまでに輝く朝日が照らす先は、
すっかり雪化粧の・・・

2016新年2.jpg


〜〜 《モーモー骨太》 爆裂ファーム 〜〜


「兄貴! 兄貴ぃ!!」 バタバタ

「なんだどうした!!」

2016新年3 .jpg

「年も明けたし、初詣行きましょうぜ!」

「おみくじ引きましょうよ! おみくじ!!」

「その年の運勢が決まる、1年で1番大事な行事っすよ!!」

「「そうですぜ!!」」



「初詣だあ?」

2016新年9.jpg

「今は、正月限定で出した《期間限定ミルク餅ちゃん❤鏡餅スタイル》の売れ行きが好評すぎて、定番商品化の声が続々と来てるってのに、初詣どころじゃねえだろうが!!」

「兄貴・・・」 シュン

「こいつ、兄貴との初詣が楽しみすぎて、
 年末からずっと大吉を引くイメトレと、高速で引くための筋トレを繰り返してたんすよ!!!」

「兄貴のために、超高速でバッチリ大吉を引いてやりますよ!!」

「バカか! 兄貴がご自分で引かれたおみくじじゃねえと、意味ないだろ!」

「そ、そんな・・・・」

2016新年3.jpg

「初詣なんて、行く必要ねえだろ!」

「でも・・・」


「いいかテメーら!!

おみくじなんてそんなもん、紙切れを引くまでもなく
オレの運勢は、テメーらさえいりゃ、どんなときでも大吉って決まってんだよ!!!」


「あ、兄貴ぃ・・・・!!!」 パァァァ

「紙切れなんぞに、
 オレと兄貴の運勢を託そうとしたオレらが間違ってましたぁぁ!!」

「牛と兄貴とオレらの固い絆で、
 今年も最強の1年間違いなしだぜぇぇぇ!!!」

2016新年6.jpg

「テメーらついて来い!!
 むっ!!! なんだこれは!!! 」 ジャラッ

「兄貴が滑ったら大変だって、こいつが・・・」

「完璧にスノーチェーンを巻いておきやした!!」

「テメーら・・・!!!」

2016新年7.jpg

「よし行くぜテメーら!!
 今年も、仏恥義理で爆裂に駆け抜けるぜぇ!!!」 パラリラパラリラ

「マジ骨太パネェ!!!」 ボボボバババ

「爆裂ファーム最高ゥ!!!」 ヴォンブロロロロ

「軽四有無マジ最高ゥ!!!」 ドルルルルゥ

2016新年8.jpg

今日もやっぱり、お正月休みすら返上で仕事に精を出す、
牛乳屋の舎弟たちだったのでした。


 ◆◆◆ 


2016新年.jpg

新年 あけましておめでとうございます!!


2016年も、茨城県水戸市の人材派遣会社 株式会社 シーケルと
ケルくん、シーちゃん、ウメッピたちを、よろしくお願いいたします!!


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  • 2016.01.08 Friday
  • 08:00

ゆるくまにあ!

◆◆◆ 2015年、大変お世話になりました ◆◆◆

JUGEMテーマ:ものがたり
 

「2015年、本当にあっという間だったクマ〜」

「そうだな・・・」


羊になった夢から始まって
2015羊3.jpg

カエルだらけの神社を参拝したり
別雷神社10.jpg

モテないメンズ、モテんズとなってチョコ作りをしたり
チョコ作り1.jpg

鳥の大群に襲われたり
白鳥の里23.jpg

雛祭りを盛大に祝ったり
ひなまつり3.jpg

風呂に浸かったり
極楽湯後編36.jpg

紫陽花を眺めたり
紫陽花1.jpg

悪いやつに騙されかけたり
落とし穴5.jpg

皆でばかんすに行ったり
ワンピース1.jpg

らまだ庵によって体型が変わったり
ラマダーン23.jpg

牛乳屋が意外に儲かっていたり
46話4.jpg

あれはきっと見間違えだった、そうに違いない
雷一茶02.jpg

茸狩りもしたし
きのこ狩り5.jpg

シー姐さん特製のくりすますけーきも食ったし
トナカイ修行8.jpg

「実に色んなことがあった1年だったな!」

「来年も、なるべく働かずに美味しいものをたくさん食べるクマ!!」

「働けよ!!!」

2015大晦日.jpg


今年も1年間、大変お世話になりました!!

バナークリックや閲覧で応援してくださる皆様のおかげで
《ゆるキャラブログランキング》10位以内に入ったりと、打ち切りの危機に瀕しつつも、無事2015年の連載も終えることができました。

ゆるくまったり進んでいますが、
ケルくんたちは、ハタラク谷の危機を無事救うことができるのか・・・
最後まで連載することができるのか・・・
また来年も、応援よろしくお願いします!
※来年からは隔週更新になります


株式会社 シーケルは、水戸市に本社を置き
茨城県を中心にお仕事を紹介している人材派遣会社です。

お仕事を探されている方は、是非
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  • 2015.12.25 Friday
  • 08:00

ゆるくまにあ!

ゆるくまにあ! 《第48話》

JUGEMテーマ:ものがたり


「ややっ! ここは何処だ!?」

「先程まで、ケル坊と
 炬燵で蜜柑を食っていたはずだが・・・・」 キョロキョロ

トナカイ修行1.jpg

「ウメさん! こっちクマ!!」

「むむ!? 何だケル坊、いたのか・・・
 その頭の、ふざけた角は、一体何だ!?」


「何を言ってるんだクマ? ウメさんも、トナカイじゃないかクマ?」

「なんだと!! オレ様が、となかいだと!!??」 サッ

ケルくんの角を見て、慌てて、頭を羽でまさぐるウメッピ。


「何だこれは!! オレ様の、丸くて超きゅーとな頭部に、
 馬鹿でかい角が生えてるじゃねーか!!!」

「ウメさん、何を驚いているんだクマ〜」



 パンパン

「新入りトナカイたちが揃ったようね! じゃあ、説明を始めるわよ!」

「はいクマ!!」

「シ、シー姐さん・・・!!!??」

「何かしら? 私がサンタクロースであることが、不満なのかしら?」 ニコッ

「い、いえ・・・・・・・・・」

トナカイ修行2.jpg

「今年は、新入りのあなたたちに来てもらったわけだけど・・・
 そりを曳くトナカイに求められるスキルは、並大抵のものじゃないのよ!」

「た、例えば・・・?」 ゴクリ


「まず、そりを曳くための筋力が必要ね!」

(うむ)

「サンタの家で、家事もこなさないといけないし」

(そんなことしてんのかよ!)


「そもそも、まず飛べないと、お話にならないのよ!!」


 バシッ!

     ドムス!


「クマ〜ァ」 

トナカイ用のムチで打たれ、どことなく嬉しそうな表情で、木の幹にめりこみ
落ちてきた大量の雪をかぶり、気絶するケルくん。

「ケ、ケル坊-----------------!!!!!」


「さて、残った梅干しトナカイに
 軟弱なケルくんの分も、きっちり働いてもらうわよ!」 ゴゴゴゴゴ

「ひ、ひぃ・・・・」

ムチを持つシーちゃんの迫力に、ガタガタと震え上がるウメッピ。



「ちなみに説明するけど、サンタクロースの業務は、
 世界中の言語、さらに子どものわかりにくい発音や文字を判別・理解し、
 完璧に用意したプレゼントを、一晩の内に全て配りきるというものよ!!」

「なるほど・・・」

「キリスト教圏の人口が約20億人だから、その内の純粋なサンタ信者は、少なく見積もっても世界中で1億は下らないはず。 これに非キリスト教圏のサンタ信者も加わるから、最低が1億人ってことね! つまり、サンタが訪問しなければならない世帯数が、5000万世帯を下らないことを意味するのよ!!」

「は、はあ・・・・・・」

「そして、その乗り物を担当するトナカイも、高度なスキルを求められるの!
 その5000万世帯を、ニュージーランドの24日午後9時〜ハワイの25日午前6時の、30時間ほどで周らないと、間に合わない・・・・・」

「・・・・・・・・・」

「それは、1世帯あたりに換算すると、0.002秒以下!
 これほど素早い動きを肉眼で捉えることは不可能だから、配達中のサンタの目撃情報がないのも納得ね!!」

(馬鹿な・・・・・・)

トナカイ修行3.jpg

「でも、この0.002秒には、国を越え家から家への移動時間も含めてあるの!
 だから、隣の家との距離を30mと見積もるならば、サンタの平均移動速度は最低でも15Km/s・・・ 換算すると、マッハ44.12という超音速に相当するわ! これは、2013年にロシアのチェリャビンスク州に落下した隕石の速度と同じね!!」

(超、音速・・・!!??)

「音の速さを超えると物体は、空気の壁にぶち当たる先端から衝撃波を放ち、
 周囲に爆音と暴風を撒き散らすわ・・・・」

(・・・・・・・えっ)

「じゃ、そういうことでトナカイさん、頑張ってね」 ウフフ

トナカイ修行4.jpg

「こ、これはまた、大変なことになったぞ・・・・」

(世界中の5000万世帯分のプレゼントを積んだそりを曳き、0.002秒ごとに各家庭に配達しながら、1秒間に15kmもの速さを維持したまま、30時間休むことなく飛び続けるだと・・・!!??)

トナカイ修行5.jpg

「この、1軒1軒、全て・・・・・」

ウメッピの目の前には、サンタからのプレゼントを待ちわびるかのようにまたたく、町の光。

振り返ると、頂上が見えないほど大きな袋を積んだ頑丈なそり、
そして、笑顔でムチをしならせる、シーサンタの姿・・・


「さあ、そろそろ時間よ」

「あの・・・ その・・・・・・」

(一体、どうすれば・・・・・・・・!!)

トナカイ修行6.jpg



 ガンガンガンッ!


「うわわっ!!???」 ガバッ



目を覚ますと、ウメッピはこたつの中にいました。
バラエティ番組を見ながら、こたつでみかんを剥いている内に、眠ってしまったようです。


 プッピョ〜

 プッピョ〜


平和な顔で眠りこけている、ケルくんの鼻からふくらんだちょうちんが、
なんとも間抜けな音を立てています。

(何だ、夢だったか・・・・・ そりゃそうだよな)


「おお、寒い・・・・ 障子を開けっ放しにしたから、
 あんな雪山の夢を・・・」



 ガンガンッ!!


「開けなさいよ梅干し!!!」

「ひっ!!??」



急いで戸を開けると、そこにいたのは
大きなケーキを抱えた、パティシエ姿のシーちゃん。

「全く、いるなら早く開けなさいよね!!
・・・どうせケルくんと梅干しのことだから、クリスマスに予定なんてないと思って、コンクール会場から持ってきたのよ」

「し、シー姐さん・・・!!」 ジワッ

「なによ、変な梅干しね!」

トナカイ修行7.jpg


「「「乾杯〜!!!」」」

大きなケーキに、目を輝かせるケルくんとウメッピ。


「シーちゃんのクリスマスケーキは、世界一クマァ!!」

「早速頂くとしようぜ!!」

トナカイ修行8.jpg

(オレは、梅の精に生まれて、本当によかった・・・)

寒い夜に一晩でプレゼントを配りきる、トナカイとサンタに敬意を表しつつ、
温かいこたつでケーキを頬張るウメッピだったのでした。

トナカイ修行9.jpg

《第49話へつづく!》


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  • 2015.12.04 Friday
  • 08:00

ゆるくまにあ!

ゆるくまにあ! 《第47話》

JUGEMテーマ:ものがたり


「大分高いところまで、登ってきたクマ〜」 トコトコ

「天気もいいし、空気もうまい!!
 最高の茸狩り日和だな!!!」 パタパタ

「きのこご飯、きのこのお味噌汁、きのこのホイル焼き・・・」 ジュルリ

「今日の晩飯が楽しみだな!!」


食欲の秋! シーちゃんに美味しいきのこ料理を作ってもらおうと、
意気揚々と、きのこ狩りに出かけたケルくんとウメッピ。

極上のきのこを求めて、足腰の疲れもなんとやら、
どんどん山を登っていきます。

きのこ狩り1.jpg

「ケル坊! 噂によると、この先少し行ったところが、
 毎年、茸がたくさん目撃されている場所のようだぞ!!」

「楽しみクマ!!」 フン!フン!

鼻息も荒く、さらに山道を登っていくケルくん。

きのこ狩り2.jpg

「なんだか、ありそうな雰囲気クマ・・・!」

「茸は木に生えるからな、根元あたりをよく探すんだぞ!」


「木の根元、木の根元・・・
 あっ!!! あった!!!! きのこ!!!」 パァァ

きのこ狩り3.jpg

見ると、落ち葉や倒木の窪みに隠れるように、
丸いきのこがたくさん生えています。

「ここにも! あっ! あそこにも!!!」 ヒョイヒョイ

きのこ狩り4.jpg

「ふふふ甘いな・・・ 見てみろケル坊!
 オレ様は、こんなに大きな茸を見つけたぞ!!」 ドヤア

きのこ狩り5.jpg

「どれどれ・・・・ うわああああ!!」

「なんだ? 上に何か・・・
 うおおおおおおお!!!!」

きのこ狩り6.jpg

「これは凄いぞ!」 ポイ

「楽しいクマ〜!」 ポイポイ

ケルくんとウメッピは夢中になって、
あちこちのきのこを採ってはカゴへポイ!


「むむう・・・ 採れるには採れたが、
 この辺りの茸は、もう既に採り尽くしたようだな」

「きのこフルコースには、まだちょっと足りないクマ・・・」

きのこ狩り7.jpg

「もっと登れば、もっとたくさん
 きのこが生えているに違いないクマ〜」 トコトコ

「待てケル坊! そっちには何やら
 立ち入り禁止の札が下がっているぞ!!」

きのこ狩り8.jpg

「立ち入り禁止と言われると、妙に入りたくなるクマ!」

「どんな危険が潜んでいるか、わからねぇ・・・
 やめた方がいいぞ!!」

きのこ狩り9.jpg

「でも、誰も入ってこないってことは、
 美味しいきのこが、手付かずで残っているってことクマ!?」 キラキラ

「むむ、確かにそれは、そうだが・・・」

「レッツゴークマ!! ひとりじめクマァ!!」 トコトコ

「お、おい!!! 引っ張るんじゃねえ!!
 何か出ても、知らないからな!!!」 バタバタ

きのこ狩り10.jpg

 ガサ・・・


「きのこ! どこクマ!!」


 ガサガサ・・・


「な、なあケル坊・・・
 さっきから、変な音がしているような・・・」



 ガサッ・・・


 ガサガサ・・・   ガサッ!!!

きのこ狩り11.jpg


 ドスン!


「いたた・・・ 茂みから何か出てき・・・



ぎゃああぁぁぁああああ!!!????」

「ひえええぇぇぇええええ!!!???」

きのこ狩り12.jpg

「く、熊だあああ!!!」

「いやだクマァァー!!
 食べられちゃうクマァァァー!!!」 アァァ

「ケル坊、早く逃げ・・・・」

きのこ狩り13.jpg

(ややっ? 待てよ?
 さっきの悲鳴はオレじゃないぞ)


「あ、あのぉ・・・・・・・・」 モジモジ

「わわわ、警告を無視したバチが当たったクマァ
 食べないでくださいクマ〜!!!」 ブルブル


「た、たた食べるなんて、めっそうもない!!!
 自分、甘党ですし・・・ あの看板や札は、自分が立てたんです!!」

「エッ!!??」

「みなさんが楽しそうだったので、つい近付いてしまって・・・
 お怪我はされてませんか・・・?」


「な、何だ? 意外と礼儀正しいヒグマだな・・・」

(そういや完全に忘れていたが、ケル坊も熊?だったよな・・・)

きのこ狩り14.jpg

「自分で札を立てただと?
 何故、そんなことをする必要があるんだ!!」


「自分、怖がりですし・・・
 出会ったひとは、なぜかみんな自分のことを怖がりますし、辛くて・・・」

「・・・なるほど、他人と接触して互いが傷付かないように
 孤独に過ごしているのだな・・・」

「体が大きくて、顔が怖いからかクマ〜」

きのこ狩り15.jpg

「そうだクマ! これを着るといいクマ!!!」 ゴソゴソ

「何だ? 文字入りTシャツじゃねえか!
 《キレてないですよ》・・・?」

きのこ狩り20.jpg

「シーちゃんにプレゼントするつもりだったけど、あげるクマ!!」

「わあすごい!! いいんですか!!!
 これで、ちょっと強面の自分でも、誤解されずに済みますね!!!」

(ちょっとか・・・?)

「早速着てみます!!」 バッ



「うーん、なかなかスタイリッシュで
 タイトな服ですねえ・・・」 ググ・・・グ・・・


「・・・ケル坊、あの服って、こんな
 れすりんぐの服みたいな形だったか・・・?」

「もはや伸びきって、ヒモみたいになってるクマ・・・」

「《キレてない》というより、着れてないな・・・」



「腕が、あとちょっと・・・」


 ビ・・・ ビビィ・・・



「あっ・・・?」 ムキッ



 バツーン!!

きのこ狩り17.jpg


「ああっ!!!??
 せっかくのシャツが、ただの布きれに・・・!!!」

(北●の拳か!?)



「ちょっと小さかったクマ? ごめんクマ・・・」

「いいんです・・・
 ああ、初めてのプレゼントだったのになあ」 シュン

千切れ飛んだTシャツの布きれをかき集めて、
ヒグマはため息をつきました。


「これさえ着れば、自分も友達たくさんできて、人気者になれるなんて
 努力もせず、甘ったれた考えでした・・・」

(ヒグマ・・・・・・・)


「束の間の夢を、ありがとうございました! 次は自分、お笑いの勉強をしてみます! あ・・・ これは、ほんのお礼の気持ちです」

「うわあ・・・! きのこがたくさんクマ!!!」 キラキラ

「こいつは極上だ!!!」 ウヒョォ

きのこ狩り18.jpg


「また、遊びにきてくださいね〜!!!」 ブン!ブン!


「見ろケル坊! あいつ、あんな遠くから
 まだ手を振っているぞ!!」

「今度来るときは、ちゃんと着られるように
 もっと大きなTシャツを持ってきてあげようクマ!」

(おっ!! ケル坊が珍しく・・・)

「お返しは、マツタケがいいクマ〜」 ジュル

(食い物目当てかよ!!!)


思わぬ出会いで、美味しいきのこをたくさんゲットしたケルくんたちは、
千切れた布きれを大事そうに抱きしめながら手を振るヒグマに、手を振り返しながら、ホクホク顔でシーちゃんの待つ麓へと降りていったのでした。


《第48話へつづく!》



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  • 2015.11.06 Friday
  • 08:00

ゆるくまにあ!

ゆるくまにあ! 《第46話》

JUGEMテーマ:ものがたり


10月に入り、次第に空気が冷たく引き締まってきた印象のハタラク谷。

今日は気温も過ごしやすく、
すっかり秋晴れの爽やかな天気ですが・・・



〜〜 《モーモー骨太》 爆裂ファーム 〜〜


「それでよ・・・ その死に損ないの婆さんが、揺れる車内でふらついて、あまりにも目障りだったもんで、オレは自分の座っていた窮屈な席に、婆さんを押し込む嫌がらせをしてやったのよ!」

「スゲー!!」

「そんでそんで!?」

「ついでに、婆さんが訊きまくってたその目的地とやらに至る地図を書いて、
 婆さんのだっせえカバンのポケットに押し込んで、行き帰りの邪魔な荷物を増やしてやったぜ!!」

「ギャハハ! 愉快愉快!」

「婆さんめ、オレの嫌がらせに目を細め歯を剥き出して、威嚇しながら名前を訊いてきたもんで、もちろん教えてなんてやらずに立ち去ってやったぜ!!」 

「ウッヒョ〜!! 極悪だぜ〜!!」


「オレなんか、この間・・・
 公園で小さなガキが、木に引っかかった小汚い風船を見て泣いてるもんで、登って取って来たそのゴミを、離したくて泣き叫んでも離れないよう、ガキの腕にしっかり結ぶ虐待をしてやったんだぜ!!」

「お前もちろん、真綿で首を絞めるように、ソフトに結んできたんだろ?」

「そら当たり前よ!! そのガキ、帰り際オレに向かって手を振って、何やら強力な呪いをかけてきやがったんで、オレもすかさず振り返して、呪いなんぞをはじき返してやったぜ!!」

「ヒャッハー!! 恐怖のあまり、震えがとまらねえ!!」



 ドルルルルゥ! パラリラパラリラ


「あ、兄貴が戻っていらっしゃった!!」



「テメーら、そろそろ昼休憩にしやがれ!!」 ブォンブォン



「兄貴ぃ! こんな晴れた日は、外で昼飯にしましょうよ!
 絶好の悲苦憎(ピクニック)日和ですぜ!!」

「「そうですぜ!!」」

「今日は兄貴のために、地獄の雄武雷主(オムライス)を作って来たんす!」

「こっちは爆裂ファーム特製《超絶健康すぎてメンゴ❤チーズ》をふんだんに使った、爆裂チーズ不安弟愉(フォンデュ)ですぜ!!」



「悲苦憎だあ?」

「今は、新商品《虎羅亞元(コラーゲン)もお願い❤ドリンク》の大量受注で、それどころじゃねえだろうが!! 昼飯の後も、間に合わねえほど乳絞りの予定がぎっしりだろ!!」


「あ、兄貴・・・」

「こいつ、兄貴との悲苦憎が楽しみすぎて、
 先週からずっとレジャーシートを服の下に仕込んで、温めてたんすよ!!」

「オ、オレ・・・ オレ・・・ 兄貴に・・・」 ブルブル

「大変だ! 冷たいレジャーシートで
 おなかがすっかり冷えていやがる!!」

「お、お前・・・! 硬い地面で、万が一にも兄貴の尻が傷付かないように、
 こんなに分厚いシートを・・・!」

「どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!!」



「・・・・・10分で終わらせろ!」

「「「兄貴ぃ!!!」」」 パァァァ




〜〜 モーモー芝生広場 〜〜



「ささ、レジャーシート、あちらに完璧に敷きやしたぜ!!」 サッ

「飲み物は、何にいたしやしょう?」 ササッ

「兄貴なら、モーモー水道に手を洗いに行かれたぞ!!」


「さすが兄貴!!」

「オレたちも、兄貴にならって雑菌を皆殺しの刑にしようぜぇぇ!」

「清潔第一ィ!」

「指と爪の間までしっかり洗って、苦しめてやるぜぇぇ!!!」

46話1.jpg


〜〜 モーモー水道 〜〜


「そういや、兄貴の素顔って、見たことあるか?」

「いや・・・
 超絶シビレるグラサン姿しか、見たことねーよ」


「あっ! どうやら、お顔を洗うおつもりだぞ!!」

「周囲を確認していらっしゃる!」

「兄貴に恥ずかしい思いをさせてはならねぇ!」

「隠れろ!!!」 ササッ

46話2.jpg

「今日も労働の汗が気持ちいいぜ・・・!」

シャララ〜ン
46話3.jpg


「ま、まぶしい・・・!
 なんてピュアな輝きを宿した瞳なんだ・・・」

「まるでオレらの愛くるしい牛たちのような、つぶらな瞳・・・!」

「薄汚れたオレたちの心の奥底まで、
 清らかに浄化されていくようだぜ・・・!!!」

パァァ
46話4.jpg

「こうしちゃいられねぇ!」

「今日のCHICHI・SHIBORI☆ライブは、
 最高にフレッシュで盛り上がりそうだぜぇぇぇ!!!」 

「超絶骨太魂で、夜露四苦ゥ!!」 ガサガサッ

「ん? なんだテメーら、やる気じゃねーか!!!
 悲苦憎はいいのか!!!」


「ヒャッハー! 爆裂ファーム最高!」 ブォンブロロロロ

「最高ゥ!!」 ボボボボボ

「マジ骨太パネェ!!!」 ドルルルルゥ


「そんなら、いくぞテメーら!!!
 遅れんじゃねーぞ!!!」 パラリラパラリラ

「今日もオレらと兄貴は、走死走愛だぜぇぇぇぇ!!!」 ボボボバババ

46話5.jpg

「ここの株は、しばらく安定ね・・・」

今日もやっぱり、昼休み返上で乳絞りに精を出す、
単純な牛乳屋の舎弟たちだったのでした。



《第47話へつづく!》



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  • 2015.10.09 Friday
  • 08:00

ゆるくまにあ!

ゆるくまにあ! 《第45話》

JUGEMテーマ:ものがたり


萩の花が咲き始め、大分秋めいてきた偕楽園。

「今日も爽やかな朝だクマ〜」

「こんな日には、何か新しいことを始めたくなるな」

雨戸を開け放ち、板張りの廊下に雑巾をかけ終えたウメッピは、
とんとん、と羽で腰をたたいて伸びをしてから
縁側でお茶をすするケルくんの方を振り返りました。


「知ってるかケル坊!! 異国の《ひじゅら暦》という暦では、
 9月は《らまだ庵》と言って、断食をする月らしい」

「ラ、ラマダーン!!!??
 なんか強そうな響きだクマ!!」

ラマダーン1.jpg


「そこでだ、ケル坊!!
 我々も、らまだ庵にあやかって、夏太りを解消しようではないか!!」

「そ・・・ それって、
 ごはんを食べないってことかクマ!?」


「安心しろケル坊! 断食は日没までらしい!
 つまり、日が沈んだら、どれだけ食べても構わないということだ!」

「どうしてそんなことをするのかクマ〜」

「飢えを体感することで、食への恵みを感謝するというものらしいぞ!」

「わかったクマ!!
 スリムクマになって、もっとかっこよくなるクマ!!」

「いいぞケル坊! その意気だ!!!」




〜〜 数時間経過 〜〜




「うう・・・ シュワッとキンキンに冷えたコーラが飲みたいクマ・・・
 チーズたっぷりのピザも食べたいクマ・・・」

「見苦しいぞ、ケル坊!
 『武士は食わねど高楊枝』という言葉があってだな・・・」

「おなかぺこぺこクマ・・・
 思えば、短い熊生だったクマ・・・」

おなかが空きすぎて、朦朧としてきたケルくんの頭の中へ
まるで走馬灯のように、美味しそうな食べ物が浮かんでは消えていきます。

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「ジューシィな大盛りのカツ丼・・・
 クリームたっぷりのロールケーキ・・・」

(う、うう・・・ 
 オレまで、段々腹が減ってきた・・・) グー

楊枝をくわえて澄ましていたウメッピでしたが、
ケルくんの呟きを聞いている内に、おなかが小さな音をたてました。


「よし、今日は特別に出前をとってやるから
 もう少し、日が沈むまでの我慢だ!!」

「えぇっ!! やったクマ!!!
 なんでもいいのかクマ?」

「うむ! 朝昼食べない分、食費がかなり浮くはずだ!!
 好きなものを頼んでいいぞ!!!」


目を輝かせるケルくん。
後ろに反り返るほど胸を張るウメッピ。


「じゃあ、まず極盛りトリプルチーズピザ5枚とコーラのLL!!」

「うんうん」

「わらじカツ丼キャベツ増量を2杯、大盛りもやし味噌ラーメンに
 ジャンボ餃子3皿、特上寿司《巨匠》に蟹のお味噌汁もつけて・・・」

「うん、うん・・・」

「あとダブルベーコンチーズBIGバーガーに、
 シャカシャカポテトのバーベキューに、テリヤキチキンバーガーに・・・」

「う、うーん・・・ 武士に二言はない!」




〜〜 1週間後 〜〜



 コンコン!


「ケルくん! 梅干し! 来たわよ!!!」


(・・・変ね、誰も出てこないなんて)


依頼されていた、ウメッピとケルくんの秋冬用の寝巻きを作り終えて、
久しぶりに好文亭を訪れたシーちゃんは、頭のリボンの位置を直し、咳払いをしてから、再度呼びかけようと息を吸い込みました。



 ガラッ・・・


「何よ、いるなら出てきなさいよね!
 頼まれていたものを、届けに来・・・ キャッ!!??」


扉を開けた先には、
はちきれんばかりにまるんまるんとしたフォルムに変わり果て、
畳に転がるケルくんとウメッピの姿が・・・



「ラマダーンを始めたら、なぜか
 扉から出られなくなっちゃったんだクマ〜」 タプタプ

「不思議でならないぞ・・・
 1日の食事の回数は、減っているはずなんだがなあ」 ポヨポヨ


「嫌い・・・」


「えっ?」



「暑苦しいわね!! 肥満体は嫌いなのよ!!」


 ドムッ!!


「クマァ〜」

シーちゃんの、W杯でMVP受賞歴もある黄金の右足に蹴り飛ばされ、
天井に激突して勢い良くバウンドしながら、なぜか満足気な表情のケルくん。

ラマダーン23.jpg


「バカなことはやめて、今日から正しいダイエット開始よ!!!」 ビシッ


極端な断食を繰り返した分、
乾いたスポンジが水を吸収するように、ぐんぐん脂肪を蓄えた2匹は、

シーちゃんのスパルタダイエットにより、秋冬用の寝巻きに体が収まるまで
しばらく泣きを見ることになったのでした。


《第46話へつづく!》


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  • 2015.09.04 Friday
  • 08:00

ゆるくまにあ!

ゆるくまにあ! 《第44話》

JUGEMテーマ:ものがたり


「ケル坊・・・ 念のため言うが、
 化粧まわしは、水着ではないからな?」

「イヤッフゥゥゥウウウ!!
 絶好のプール日和だクマ!!!」 ダダッ

「もち魔人! ビーチバレーしよう! ビーチバレー!!」 ダダダッ

「こらイナリ!!!《プールサイドでは、おさない・かけない・走らない》を
 守らねえと、3時のおやつ抜きだぞ!!」

「オレ オヤツ タベル!!」 ドスドス

(ピチピチのギャルはどこかのう)

「長老、鼻の下が伸びてるわよ」


ハタラク谷も夏休みに入り、プールにやってきたケルくんたち。
燦々と輝く真夏の太陽、光る水しぶきに、皆すっかり大はしゃぎです。

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「ここにビーチボール、置いておいて!!」

「いいわよ」

イナリくんからビーチボールを受け取ったシーちゃん。


「あんなにはしゃいでいるけど・・・
 実は、ケルくんは泳げないのよ」

「えっ! そうなの!?」

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「水に浮くことができないの・・・
 《ジョブジョブの実》を食べたせいでね!!!」

「ジョ、ジョブジョブの実・・・!?!!??」

ワンピース3.jpg


「じゃあ、誰が1番長く潜っていられるか、競争クマ〜!!!」

「イナリの坊主も呼んで来ようぜ!
 桜川の河童と呼ばれたこのオレ様に、敵うと思うなよ!!」


「だ、だめー!!!
 プールに入ったら、もち魔人が沈んじゃう!!」

慌てて飛び出していくイナリくん。

「わわっ!!」 ツルッ

「あぶね・・・」

「うわー!!!!!」


バシャーン!!!
ワンピース4.jpg


「まあ、冗談だけどね・・・」 ウフフ

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水を大量に吸った化粧まわしが絡みつき、本気で沈みかけているケルくんと、
巻き添えをくって、落ち武者のようになっている面々を尻目に、

プールサイドで優雅に読書をしながら、
ひとり不敵に笑うシーちゃんだったのでした。


《第45話へつづく!》

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  • 2015.07.31 Friday
  • 08:00

ゆるくまにあ!

ゆるくまにあ! 《第43話》

JUGEMテーマ:ものがたり


「今日という今日こそは、このデスプリン様の素敵な女子力で
 あのバカそうなへたれ小僧を、苦しめてやるプリン!!」

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「といっても、
 デスプリン様は今のところ、全戦全敗だべ・・・」

「うるさいプリン!!!」

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「このデスプリン様が丹精込めて掘りあげた落とし穴で、
 おしりを強かに打って苦しむがいいプリン!」

「落とし穴なんて古典的な罠、今時バカといえども
 そう簡単にはひっかからないべ」

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「そこはぬかりないプリン!
 強力な餌を仕掛けておけばいいのだプリン!」 キュポッ

「デ、デスプリン様、
 その口紅は一体何に使うん・・・だ・・べ・・・・」

「まな兵衛! じっとしているプリン!!」

「おぼぼぉ!?!!?」


 ◆◆◆


「今日は豆大福の食べ放題があるから、
 歩いてたくさんおなかを空かせるクマ〜」 トコトコ


「あっ! 来たようだべ!」

「相変わらず頭の悪そうな顔でバカそうなことをしているプリン」

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「・・・ん?」 


「こ、これは・・・・・・
 シーちゃんのキスマーク入りブロマイド!!?!??」

バーン
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(バカめ! その下には落とし穴が仕掛けてあるプリン!
 手に取った瞬間、深い穴に真っ逆さまプリン!)


「いや、このキスマーク・・・
 遠目から見ても明らかに、シーちゃんの唇ではないクマ!!!」 カッ


「形といい質感といい、全く違うニセモノだクマ〜!
 シーちゃんの唇は、もっと可憐だクマ!!」



「え、なんか・・・ 超ドン引きだプリン」

「ひたすら気持ち悪いべ」

「こんなストーカーみたいなのが勇者だなんて、
 あの谷のクマ共は、どうかしてるプリン!」

落とし穴6.jpg

「うーん残念!
 本物だったら、ラッキーだったのにクマ〜」 スタスタ


「渾身のキスマークをスルーされると、
 それはそれで微妙にへこむのは何故なんだべ・・・」

「まな兵衛が日頃から、リップケアを怠っているせいプリン!」

「えぇー・・・」


「もういいプリン! 覚えているがいいプリン!」

「デスプリン様の連敗記録が、またひとつ更新されたべ」

「うるさいプリン!!!!」



「ん? 誰かいたかクマ?」

こうして今日も、デスプリンたちの地味な嫌がらせを、知らぬ間に
撃退してしまったケルくんだったのでした。


《第44話へつづく!》


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  • 2015.07.03 Friday
  • 08:00